
神戸・西元町の焼肉店「牛処 慶」のサイトをリデザイン。ぐるなびのテンプレートページだった旧サイトを、澤井姫和牛の一枚が牧場からカウンターの包丁、そして炎へと渡る物語として再構成。日英2言語で、コース・お品書き・ランチ・個室・アクセスまで網羅し、予約は電話と食べログ・一休・ぐるなびから選べる設計にした。
課題
旧サイトはぐるなびの汎用テンプレート。写真は小さく、文面は「◎」「♪」が並ぶカジュアルな調子。定休日は2022年以前のまま、電話番号はぐるなびの計測用番号だった。近江牛の最高峰「澤井姫和牛」を扱い、完全個室で接待にも選ばれる店の格が、どこにも伝わっていなかった。
解決策
店の実物からデザインを組み立てた。木札の赤い「姫」の字を差し色に、檜のカウンター、御影石、店先のブロック塀を画面のモチーフに。牧場、霜降り、肉板前、炎とスクロールで進む構成にし、ヒーローには焼き台の陽炎をWebGLで、霜降りの章では肉が冷たい色から温かい色へ焼き上がる演出を入れた。予約は当日の電話を先頭に、食べログ・一休・ぐるなびを対等に並べ、各コースからはそのコースを扱うサービスへ直接リンクしている。
デザインのポイント
- 墨色(#141110)を地にして写真そのものを光として扱い、店内の照明のように料理を浮かび上がらせる
- 朱(#b8322a)は店の木札にある赤い「姫」の字から。予約ボタンと章の印だけに使う
- 見出しは縦書きの明朝、価格はすべてBodoniの数字で、品書きらしい端正さに
- ロゴは公式データからトレースしてSVG化。看板と同じ線と金赤の帯をそのまま再現した
Screens
ほかの画面



Palette
色
- #141110
- #cdb48c
- #b8322a
Type
書体
- Shippori Mincho B1
- Shippori Mincho B1 / Bodoni Moda